今朝6時半頃、チョコの散歩をしていると、いつもの路上駐車の黒い車の中で少年がビニール袋を口にあてていた。そのまま見過ごそうかと思ったけど、昔から止まっている近所の車で、まだ若い男性だったので、「何してんの」と窓越しに声をかけた。
すると、トロンとした目でこちらを見て「シンナー」というので「袋こっちによこし」と言ったら、素直に手渡した。
そのまま、袋をもって、チョット散歩をして振り返ると、まだ車の中でボーっとしているので、「大丈夫か?」って声かけたら・・・
「ビニール袋返してくれ・・・」と言うので、「ダメや、いつも路上駐車してるし、何考えてるの、ちゃんと自宅に駐車しいや」というと、相手は私の職業が警察官と思ったのか、「警察か?」というので「近所には警察に勤めてる人が何人かいるで」と少し話をした。「ビニール袋、自分で処分するから返して・・・」というので、「あかん、いちよ警察に届け出るし、車のナンバーもわかってるし・・・」ということでそのまま別れた。

自宅に帰ってから、110番して、暫くすると滋賀県警のパトカーが来た。
警察にシンナーの入ったビニール袋を渡して、しばらく路上駐車の車の前で事情聴取を受けた。(警察官の仕事も大変ですね。)
警官と世間話もしながら・・・ 最近またシンナー吸う人が増えているらしい。


シンナー吸ってた少年は、自宅に帰ったようなので、警察官に自宅を教えて、私は家で待機。
結局、少年(と思っていたら、22歳だった)は、成人だったということもあり、警察に連れていかれたらしい。シンナー吸うだけでも軽犯罪で検挙される。前科があったんかもしれんなぁ・・

大人しそうな男性で人に危害を与えているわけではないが、警官と話していると、「ほっておくとドンドン、シンナーが若い子に広まる。犯罪だという認識を持たせるためにも、警察に届け出て欲しい」との事

親御さんも、うちのカミさんは知っているとの事で、ちょっと色々と心配だけど、朝から複雑な気持ちの一日だった。

なんで、朝の明るい時間に、多くの人が犬の散歩をする通り道で、車中とはいえ、シンナーを堂々と吸ってるんだろう。いろいろと考えさせられる一日だった。

世の中、悪いことを悪いと思わない人が増えているのかなぁ・・・